スペイン観光

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王立タペストリー工場

一本一本細く鮮やかな糸を幾重にも組み合わせて作られる布の絵画であるタペストリー。
絹のように上質でたおやかな糸から紡がれるデザインは芸術でしょう。

スペインには王立タペストリー工場があります。
王立タペストリー工場は1721年に設立された由緒正しき歴史ある工場なのです。
この王立タペストリー工場で一つ一つ丁寧に織られているタペストリーはスペイン王室で代々愛用されています。

優美でしなやかな糸とそれを最大限に生かす編み方など技術力を兼ね備えた工場で作られているタペストリーはクオリティーが高く芸術性に富んでいます。

ゴヤはここでも手掛けています

実は王立タペストリー工場ではゴヤが仕事をしていました。
タペストリーの下絵を手掛けるなど幅広く活躍していたことが分かります。

ゴヤはわが子を喰うサチュルヌスといったグロテスクで不気味な作品から裸のマハやぶどうの収穫期などの柔らかいタッチで瞬間を捉えた作品まで幅広い作風が有名である芸術家です。
彼が手掛けた下絵は今でも残されており重要な美術品として大切に保管されています。

王室御用達の工場ではお土産も買えます

王立タペストリー工場では古くから伝わるタペストリーの製造方法を公開しています。
今は何もかも工場生産など職人の手を離れた効率の良い製造方法が主流となりましたが、昔ながらの製造方法で紡ぎ描かれるタペストリーの良さを再確認することができます。

ガイドも付いていますから分かりやすく王立タペストリー工場の歴史などを学べるでしょう。
末永くタペストリーが人々を楽しませるよう丁寧な修繕作業も行っているそうです。

またここで作られたタペストリーをお土産として購入することも可能です。
一つ一つ丁寧に紡がれたタペストリーをお土産として手に入れてみてはいかがでしょうか?