スペイン観光

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グエル邸

サグラダ・ファミリアやカサ・ミラを手掛けた名だたる天才建築家のガウディ。
彼はパトロンであり最高の友人、グエルのお宅も手掛けています。

グエル邸は1886年から建設がスタートされ、1889年に完成しました。
実はこのグエル邸、当初は別館として作られていましたが家主のグエルがとっても気に入ったのでここが本邸になったという由来があります。

バルセロナのラバルという地区にあるグエル邸の付近には、世界的な画家であるミロのモザイク床やレイアール広場もありますので観光スポットが充実した地区と言えるでしょう。

一軒のオフィスのようなグエル邸

グエル邸の見どころは外装・内装全部です。
まず内装に関してはやはりガウディが手掛けているのでネオムデハル建築となっています。
ですから他と違った造りになっており独特です。

そしてグエル邸は複数階の構成で地上1階から地上4階まであります。
4階建ての建築物だけでも当時の建築技術としてはすごいのにこのグエル邸には地下1階までも造られています。
各階の用途は地上1階から馬車置き場・書斎&客間・ベッドルーム・使用人部屋&キッチンとなっていて人を従えるグエルの地位がうかがえます。
ちなみに地下1階は馬の世話をする厩舎となっており、全体を通してみるとグエルのオフィスのようにも感じられるのではないでしょうか。

そしてさらに上へ昇ると屋上にも出られ、そこからは色ガラスを散りばめたカラフルでメルヘンな煙突が見られます。
色ガラスは6層に渡るグラデーションがとってもユニークで絵本の中の世界のようでもあります。

よく耳にするグエルという名前、彼はどんな人?

グエル邸、グエル公園……とガウディの手掛けた作品を追ってみると決まってグエルの名前が出てきます。
グエルのフルネームはエウゼビ・グエイといいます。
グエルはスペイン語で読んだ場合の名前です。

元々両親が事業家であったので裕福な生まれでした。
後にグエルは家柄に沿って自身も事業を展開するようになります。
その後議員となるなど政界へも進出。
裕福な生まれからたくさんの文化を学んでいたグエルは当然芸術文化にも知識があり、そしてガウディと知り合い良き理解者として彼を支えるようになったのでした。

やはり名が売れるようになるまで資金が必要ですから、芸術家や建築家はグエルのようなパトロンを探した者もいるとのことです。